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2009.02.25
第一回高校女子ハンマー投げクリニック

女子高校生ハンマー投げクリニックは、素晴らしい会になりました。全国から将来楽しみな選手が集まってくれました。

女子ハンマー投げのルールは、男子と同じ条件ですが、女子のハンマーは4kgです(男子は7.26kg)。世界トップ選手の回転中の重心の軌跡を見ると、投てき方向に向けて、ハンマーに振られて半円を描きながら進んでいるのに対して、女子は直線的に移動している。このことを考えると、4kgは随分軽いように思えます。分かりやすく言えば、重さがあまりかからないということです。

女子ハンマー投げは2000年シドニーオリンピックで正式種目となり、同時にジュニア、ユースの世界大会も行われ、世界的に盛んになってきました。ところが日本では、9年たった今でも、インターハイ種目にありません。他の競技ですと、女子ウエイトリフティングも同様にシドニー大会から正式種目となっていますが、インターハイは今年で10年目となります。そして中学生の大会も今年で7回目の大会を迎えるそうです。日本の女子ハンマー投げ選手は体格的に見ても、十分に世界で活躍するレベルにあると言えます。

さて。今回のクリニックの内容は、まず最初にハンマーを持たないで様々な動き作りをしました。ハンマーを投げるのに、筋力強化も大切ですが、それよりも正しい動きを身につけることが、とても重要です。日常生活で回転運動をする機会はあまりないので、若いときに回転する感覚を身に着けるチャンスは必要です(ハンマー投げの回転能力とは、自分自身がグルグル回るというより、物体を回転させる能力を言う)。

私は9歳の時に、父に3日間正しい動きを教えてもらい、その感覚はいまだに消えません。そのときの3日間は大人になってからの数年間分のトレーニングになったかもしれません。必要な時期に、必要な身体感覚を見につけることは、アスリートとしてはもちろん、人としての成長にも重要なことではないかと思います。

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