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日本の私の練習場の近くに日本料理の店がある。
そこの大将と話をするのが好きだが、その大将に“たくあん”をお客さんに差し出すときに、何故必ず2枚なのか聞いた。コンビニ弁当でも2枚である。それは、3枚だと身を切るとか、1枚だと人を切るとか、あまり良い数字じゃないからだということもあるが、精進料理から来ているといっていた。
一枚目は普通に食べて、2枚目は最後にとっておく。お茶碗の中身がわずかになってきたら、お茶などの湯を注ぎ、とっておいた“たくあん”を箸を使ってお茶碗を綺麗にしながら、その汁をいただく。昔は洗剤などもなかったので、食べた後は軽く水ですすぐくらいで後片付けは終わったのだろうか?ヨーロッパ人もスープやお皿に残ったソースを、パンを使って綺麗にして食べるが、同じことかもしれない。
日本から遠く離れた、アメリカのサンノゼの日本料理レストランで実践してみた。お腹が満たされただけでなく、何かもう一つ満たされた感じがあった。つくった人も洗い場の人も喜んでいた。ここでも心の所在を確認できたかな。
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